カビ退治は煮沸が一番!

カビ 煮沸 生活
カビ 煮沸 食べ物

お風呂場ってカビが生えやすいですね。

あったかいし水分は十分あるし、窓が閉め切ってあれば、カビ菌の大好きな環境ですからね。

一人暮らしの勤め人がいつも閉め切った部屋で暮らしていたら、
数か月でお風呂場がカビだらけになったという例もありましたよ。

カビは見た目も悪いし、いやな臭いもしますね。

おまけに健康被害もあると聞いては放っておけませんよね。

カビ退治には煮沸がいいということを聞いたことがありますか?

ここで、カビ退治に必要なお湯の温度や煮沸時間はどのくらいか、そして、煮沸すればカビのついていた食べ物も食べられるかを考えてみましょう。




カビ退治なら煮沸時間はどのくらい?

カビは100度の熱湯で煮沸すれば数分で死滅します。

新しい食器を買って来ると、使う前に煮沸消毒することがあるでしょう。

100度のお湯に数分間浸ければ、カビ菌を含めて雑菌を消毒できるのですね。

お風呂場の場合は熱いお湯をかけるとタイルを傷めるし、扱う私たちも100度のお湯を使うのは危険ですよね。

お風呂場のカビ掃除なら、50度~60度のお湯を5秒間以上かけると、かなりのカビ菌を退治できます。

ただし、タイルの目地やゴムパッキンの隅々に入り込んだカビは手ごわいです。

まず60度のお湯を5秒間かけます。

次にブラシでタイルの目地やパッキンの中に生えたカビを掻き出します。

もう一度60度のお湯を90秒間かけて洗い流すとかなりきれいになりますね。

でも毎日これをやろうとすると結構大変ですね。

本格的なカビ退治は月に一度ぐらいにしたいですよね。

それには、毎日お風呂に入った最後の人が、お風呂場全体に、熱めのお湯をさっとかけておけば
カビは生えにくくなり、月に一度の本格的なカビ掃除でも十分です。

とはいえお風呂場はいつも湿気があるので一度熱湯でカビ取りをしても、またカビは生えてきます。

普段から、風呂桶にお湯を張ったままにしておかない。

できる限り換気をして、湿気を追い出すことが肝心ですね。

窓のないお風呂場ならば換気扇を回したままにすることも必要ですよ。

換気扇は1か月回し続けても、電気代は1か月に数百円なので心配はいりません。



カビを煮沸して殺菌した食べ物は食べられる?

カビ菌は熱に弱いことはわかりましたね。

それなら、「カビの生えた食べ物でも煮沸すれば食べられるかな?」と思う人もいるかもしれません。

「お餅に生えたカビは表面だけ取れば大丈夫。」なんて昔の人は言いましたね。

でもこれは危険です!

基本的には食材に付くカビは、60度のお湯で10分加熱すると死滅します。

でも厄介なのは耐熱性真菌というカビです。

このカビは75度のお湯で30分も加熱しないと死滅しません。

沸騰したお湯の中でも30分以上生き残るしぶといカビもいるのです。

こうなるとカビの生えた食物は煮沸しても安全とは言えないのですね。

おまけに表面だけでなく、食品の中にまでカビが侵入しているかもしれません。

表面だけカビをこそぎ落とせば大丈夫とはなりません。

カビの生えた食品を食べると食中毒になる可能性もありますよ。

もったいないとは思いますが、カビの生えた食品は食べないことですね。

布団にカビが生えてしまう原因と生えた時布団にカビキラーを使っても大丈夫なのか
誰もが一日の疲れを癒すために使用することになる布団。 毎晩使うことになりますし、全身が接触したまま一晩を過ごすので、そんな布団にカビが生えてしまっては大問題です。 布団に対してお風呂用のカビキラーを使ってもいいものか悩んでしまいます。 そも...

まとめ

カビ菌は100度のお湯で煮沸すれば数分で死滅します。

お風呂場のカビ退治には60度のお湯を5秒ぐらいかければ効果的です。

タイルに目地やパッキンの奥に付いたカビにはさらに90秒お湯をかけるといいでしょう。

風呂場をいつもカビから守るには換気も必要です。

食品に付いたカビは煮沸しても安心とは言えません。

食中毒にならないためにも思い切って処分しましょう。

お湯を使ってカビ退治をして、快適な生活をしたいものですね。




コメント

タイトルとURLをコピーしました