日本は毎年いくつかの台風があり、中にはとても巨大で家屋に損害を与えるような台風が訪れることもあります。
屋根をめくりあげてしまうような被害であれば対策をとることも出来ませんが、窓ガラスが割れる位の風の強さであれば対策をとることで被害を抑えることが出来ます。
そして、その対策としてテープを窓ガラスの対角線と十字に貼ることでガラスが割れてしまった時に飛び散ることを防止したり、外側から窓ガラスを補強するように板をテープで貼る、もしくは打ち付けたりする方法があります。
しかし、テープを使った補強をした後に困ってしまうこともあります。
養生テープ等、粘着力の弱いテープであれば簡単に剥がせますし、跡も残らない事がほとんどです。
しかし、ビニールテープやガムテープのように粘着力の強いテープを使うと「のり」が残ってしまいます。
剥がし方を知っていなければ中々剥がれず、どれだけ擦っても「のり」が広がるだけで綺麗に取ることは出来ません。
今回はそのような頑固な「のり」の剥がし方について解説します。
窓ガラスに残ったガムテープの簡単な剥がし方
まず第一に知っておきたいのは、そもそも窓ガラス「のり」を残さないガムテープの剥がし方です。
貼ってすぐに剥がせば窓ガラスにガムテープが残りにくいのは確かなのですが、そもそも台風対策として貼ったテープですから、台風が過ぎるまで剥がすことが出来ません。
ともなれば例え台風が過ぎてすぐに剥がしたとしても窓ガラスに「のり」が残ってしまうかもしれないと考えられます。

「のり」が残らないように対策をせずにガムテープを剥がそうとすればガムテープがボロボロになってしまい、ますます窓ガラスが汚くなってしまいます。
その為、綺麗に剥がせるか確かめずに、最初から万全を期してガムテープを剥がしましょう。
テープの粘着力は温めることで弱まりますので、ドライヤーなどで温めることで綺麗に剥がしやすくなります。
ハンドクリームやサラダ油等の油分をガムテープに浸透させることも簡単な剥がし方の一つです。
つまり、ガムテープをドライヤーで温めた後、油を染み込ませることで「のり」を残さずに綺麗に剥がすことが出来ます。
窓ガラスに残ったガムテープの「のり」の取り方は?
どれだけ対策をして剥がしても、多少ガムテープの「のり」が残ってしまうこともあります。
そういった場合はどれくらい窓ガラスに「のり」が残っているかで対処が変わります。
少しだけ残っている場合は「激落ちくん」のようなメラミンスポンジで擦れば簡単に取ることが出来ます。
しかし、ガムテープ自体が残っているような形で残っている時は、素直に剥離剤を使うのが最も簡単な方法です。
とはいえ剥離剤はとても臭いがきついため、使いたくない、または使えない人も居るでしょう。
そういう時は「のり」に中性洗剤を染み込ませましょう。
そうすれば何もせずに擦るよりも簡単に取ることが出来ます。

まとめ
日本には毎年台風が訪れ、それは台風の期間中であればかなりの長期間になります。
その為台風対策にガムテープを窓ガラスに貼ると、一月以上剥がせずそのままになってしまうことも少なくありません。
毎年ガムテープの「のり」を剥がすことに苦労しているとそもそも貼ることが嫌になってしまいます。
思ったよりも被害が少なく、窓ガラスが割れるような台風ではない年が続けば「今年は貼らなくてもいいだろう」と考えてしまいます。
そういった時に限って例年よりも大きい台風が発生してしまい、窓ガラスが割れてしまう事もあります。
「いつも通り対策をしておけば」と後悔しても割れてしまったガラスは飛び散り、戻ってはくれません。
そんな悲しい事態に陥らない為にも、出来る限り毎年キッチリ対策をして、ガムテープを簡単かつ綺麗に剥がしましょう。
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