風邪の予防や、花粉症対策で活躍するマスクは、今は多くの種類が出ています。
3次元マスクや、匂い付きのもの、または化粧品の汚れが付きにくいものまで様々です。
ですが、使い捨てマスクには独特な匂いがあって苦手という人も少なくありません。
消毒液に浸している場合が多く、そのにおいが臭いと思う方が多いです。
また、肌荒れをしてしまったりかゆくなってしまう人もいます。
著者も、新品のマスクをずっと使っていると、匂いが気になりだしたり、かゆくなったりすることもありました。
折角、対策をしているというのに、いやな思いをしたくないですよね。
今回は、使い捨てのマスクを使っているうちに起こる様々なトラブルの理由と、その対策をお伝えします。
使い捨てのマスクでかゆくなる理由
使い捨てのマスクを使っていると、耳のあたりがかゆくなってしまうことがあります。
特に、メガネと一緒に使っている人によくあらわれるようです。
中には眼鏡をしているので、マスクはつけられないと諦める人もいます。
かゆくなってしまう理由は、正座をしている時に足がしびれてしまうのと同じメカニズムです。
耳の裏の皮膚が圧迫される事によって、血管が圧されてしまい、痺れを起こすのです。
耳の裏にはたくさんの細い血管が集中しているため、痺れをより強く感じるようになっています。
また、長時間同じマスクをつけ続けてしまうことにもよります。
そこで、対策としては、マスクをつける時間を少なくすることや、メガネではなく、コンタクトを使う、あるいは幅の広いゴムや紙の部品を使っているマスクを使用することが挙げられます。
血管が圧されることによって起きることなので、圧迫される時間を短くすることが改善策になります。
痛みが出始めてしまったら、マスクをとり軽くマッサージするなどして血管の流れを改善すると軽減されます。
最近では、痛みを軽減するための専用のマスクなども売られていますので、気になる方は検討されてみてはいかがでしょうか。
使い捨てマスクを使うと肌荒れをしてしまう
使い捨てマスクをずっと使っていると、肌荒れを起こしてしまうこともあります。
これは、マスクの中が高温多湿になることが原因です。
肌の表面部分には、微細な雑菌が生息しています。
この雑菌は、基本的には害は及ぼしませんが、高温多湿な空間で大量に増殖してしまうと、肌荒れを起こす原因となってしまいます。
長時間同じマスクを使っていると起こる現象です。
なので、マスクを取り換えたり、脂取り紙などで余分な皮脂を取り除いたりするなどして、肌の表面を健康に保つことが対策となります。
マスクの中はとても蒸れやすいので、注意が必要です。
また、肌荒れを起こしやすい人は生活リズムが乱れていることが多いです。
生活習慣を見直し、肌を健康に保つようにしましょう。

まとめ
風邪がはやる時期になると品薄状態になりやすいマスクです。
2020年の初めごろに流行している○○○ウィルスの影響により、さらに品薄状態になってしまっています。
そのため、マスクを大切に使いたいと思う人も少なくありません。
ですが、使い捨てマスクであっても、長時間つけ続けていると、様々な肌トラブルを引き起こすことがあるので、日に何回かは取り換えるようにしましょう。
少なくとも、一日に2~3枚ほどは必要です。
冬場から春先にかけて、マスクをつける時間が増えてきた場合は、それ以上の頻度で取り換えるようにしましょう。
また、マスクは病原菌を足止めする効果を持っているだけなので、同じマスクをつけ続けるということは、マスクについた病原菌を口の周りにとどめることになりますので、健康の観点からも、取り換えた方が賢明です。
肌荒れを起こしやすい人は、生活習慣を見直したり、皮膚科を受診したりするなどして肌を健康に保つ方法を実践していきましょう。
最近では、様々な効能を持ったマスクが売られていますので、ぜひ自分に合ったマスクを選ぶようにしましょう。
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