近頃、新型○○○ウィルスなどの影響で衛生関連への意識が高まっています。
防疫といえば最も身近な物はマスクでしょう。
子どもの教育で「手洗いうがい」と言う事もあります。
スーパー等の入り口にアルコール消毒液が置いてあることも多々見受けられます。
アルコール消毒液はスーパー等でも販売されているので、家庭で使うために購入しようかと検討している方もいるでしょう。
しかし、アルコール消毒液はそう多量に使う物でもないため一度購入すれば長期間持つかと思います。
アルコールは揮発性の液体ですので、長期保存に向いていないのではと思うかもしれません。
もし長期保存が出来ないのであれば、買っても無駄になってしまうので勿体ないと思ってしまいます。
アルコール消毒液の使用期限は容器に記載されていれば、例え開封をしても使用期限にあまり大きな変化はありません。
開封をしていない場合、三年程は成分に変化は無く、開封をした場合一般的に半年から一年ほどは効果が見込めます。
アルコール消毒液の捨て方。どうやって捨てたら良い?
アルコール消毒液と聞くと特殊な物に聞こえてしまい、捨て方も特別な方法があると考えてしまうかもしれません。
確かに病院等で使われる特殊な殺菌用の薬品はそれ相応の処理方法があります。
とはいえ家庭用のアルコール消毒液には特別な捨て方をする必要があるものはそう多くありません。
アルコールと水だけが配合されているものであれば、流し台やトイレなどに捨ててしまって構いません。
流し台だと近くにガスコンロがあるためアルコールへの引火が怖いと思うのであれば、トイレが良いでしょう。
トイレに流すのであれば、アルコール消毒液の処理と同時にトイレの除菌も出来ますので、一石二鳥です。
それでも流すことに抵抗がある場合、新聞紙などの紙に吸わせて燃えるゴミに出し事も出来ます。
どういった方法で処理をするにしても特別身構える必要はありません。
アルコール消毒液が目に入ったらどうすればいい?
多くの殺菌細分のあるものは身体に対しての影響も強いものです。
仮にカビキラーのような塩素系漂白剤が目に入った場合、失明する恐れもあります。
液体が直接入らずとも手についた物が目に入るだけでも塩素系漂白剤は危険です。
ならアルコール消毒液も危険なのかというと、アルコール消毒液はそれほど危険なものではありません。
メチルアルコール、メタノールの場合飲むと失明すると言われています。
しかしそれは、人体の中で代謝をした場合失明するのであり、メタノールの成分そのもので失明するわけではありません。
とはいっても有害であることは間違いないので、15分以上流水で洗った後医師の診察を受ける、といった処置を取る必要はあるでしょう。
多くのアルコール消毒液に使われているのはエチルアルコール、エタノールですのでメタノール程の危険性はありません。
目に入ったとしても慌てて擦らずに、静かに流水で洗い流しましょう。
その後目に異常があると思うのなら眼科医の診察を受けましょう。
何の異常もないのであればそれほど神経質になる必要はないかと思います。
まとめ
アルコール消毒液はスーパー等の入り口に設置されており、殺菌用の薬品のなかでとても身近に感じます。
エタノールの場合お酒の成分にも入っているように飲んでしまってもすぐに命に関わるようなこともありません。
「ビールかけ」という風習もあるようにエタノールは目に入ったとしても直ちに害があるものでもなく、殺菌成分のある物の中では比較的人体に優しいものです。
もし手指の殺菌、消毒をするための物を購入するのであれば、アルコール消毒液はおすすめです。
そして、多くの製品はエタノールで作られているのであえて探す必要はないかもしれませんが、エタノールのものを使うと良いでしょう。
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