誰もが一日の疲れを癒すために使用することになる布団。
毎晩使うことになりますし、全身が接触したまま一晩を過ごすので、そんな布団にカビが生えてしまっては大問題です。
布団に対してお風呂用のカビキラーを使ってもいいものか悩んでしまいます。
そもそもなぜ布団にカビが生えてしまうのでしょうか?
カビの胞子は目には見えませんが空気中に漂っていて、カビが繁殖するために適した条件の揃っている場所があるとそこで繁殖してしまいます。
その条件は「温度」「栄養」「湿度」の三つです。
「温度」は布団の内部はカビに対して適した温度になってしまっているので、対策は難しいものです。
そして「栄養」も人間の汗や皮脂、髪の毛でも栄養になってしまい、こちらも対策は困難になります。
一番対策の取りやすいものは「湿度」でして、毎日布団を上げ、週に一度は天日干しをして、なるべく寝室に水分を持ち込まないようにして湿度を低くしましょう。
とはいってもどうしても対策が取れない日が続いてしまったりするとカビが生えてしまう事もあります。
そんなときにカビキラーを布団に使っても良いものか、カビを取る方法を紹介します。
布団に生えてしまった黒カビをカビキラー以外で取り除く方法
布団カビたクソが pic.twitter.com/TdAZlWa7g1
— けんぞう (@SanFelician) July 1, 2019
こちらの方のツイートのように布団がカビてしまうととても腹立たしいものです。
しかし布団の黒カビに対してカビキラーを使うというのは、カビキラーが布団用の物ではないために抵抗があるかと思います。
例えば丸洗いをするのが難しい敷布団の場合は、水10に対して重曹1の割合で混ぜてカビに漬け、3分後拭き取ります。
その後消毒用エタノールを漬けて5分置き、拭き取った後水で良く拭くという方法があります。
もし敷布団でも丸洗いできるのであったり、シーツや毛布などの丸洗いが出来るものに黒カビが生えてしまっているときにはワイドハイター等の酸素系漂白剤を使うのが良いでしょう。
色のない真っ白な物であればより強い塩素系漂白剤を使うことも出来ます。
しかし、塩素系のものは脱色してしまうので色柄物には使わないことと、十分に換気をする必要がありますので、ご注意ください。
とはいってもカビによる変色が強い場合酸素系漂白剤ではカビの除菌はできてもカビの色が残ってしまう事があります。
頑固な布団のカビ汚れの落とし方にはカビキラーが良い?
漂白剤を使っても落ちない布団のカビ汚れの落とし方となりますと、どうしても布団へのダメージは避けられなくなってきます。
その方法の中にはもちろんカビキラーを使うという方法もあります。
布団に対してカビキラーを使う落とし方は別段難しいものではなく、単純に布団に吹きかけるだけとも言えます。
しかし、カビキラーは人体に有害でもありますので、必ず使用した後には洗濯をするように心がけてください。
もしカビキラーが付着したままの布団で寝てしまえばどのような事態に陥ってもおかしくありません。
そしてもう一点注意したいのが、カビキラーは塩素系漂白剤という事実です。
衣類用の塩素系漂白剤が手元にあるのであれば、わざわざカビキラーを使用しなくても、そちらで洗濯をすればいいのです。
まとめ
日常的に布団がカビないように気を付けるのは大切なことですが、例え対策をしていても梅雨の時期などにはどうしてもカビが生えてしまう事もあります。
そんなときに大切なのは安易に身近なものに頼らないことです。
お風呂用のカビキラーは手元にあることが多いでしょうが、カビキラー等の塩素系漂白剤はとても強力で、人体にも影響があります。
カビキラーを使った布団を洗濯しないというのは塩素系漂白剤をかけたものを洗わないということに他なりません。
塩素系漂白剤よりも弱い酸素系漂白剤であるワイドハイター等でも衣類に染みついていたら着ようと思いません。
それよりも強力な塩素系漂白剤であるカビキラーを布団に使って、そのまま寝てしまうのはとても危険なことですので注意してください。
コメント
[…] 布団にカビが生えてしまう原因と生えた時布団にカビキラーを使っても大丈夫なのか誰もが一日の疲れを癒すために使用することになる布団。 毎晩使うことになりますし、全身が接触し […]
[…] 布団にカビが生えてしまう原因と生えた時布団にカビキラーを使っても大丈夫なのか誰もが一日の疲れを癒すために使用することになる布団。 毎晩使うことになりますし、全身が接触し […]