しばらく履いていなかったスニーカーを履こうとしたらソールが黄ばんでいた。
お気に入りのスニーカーや、思い出のスニーカーは捨てるなんて出来ません。
それに、スニーカーによっては同じデザインのものが販売されていないことだってあり得ます。
クリーニングに出そうにも、忙しい時や、様々な理由で現実的ではない状況だってあります。
それなら手近な物を使ってスニーカーのソールの黄ばみを落とす方法はないものでしょうか?
スニーカーの黄ばみはワイドハイターで落ちるのか?
スニーカーのソールの黄ばみには種類があります。
一つはアルカリ性洗剤で洗った後にすすぎが足りず、スニーカーに残った洗剤が紫外線を浴び、黄色く変色したもの。
こちらはキッチン用の洗剤等に多く見られる中性洗剤や、食用酢等の酸性の物を使えば簡単に落とすことが出来ます。
しかし、ゴムの経年劣化等で黄ばんでしまった場合、上記の方法では白くすることが出来ないこともあり、そういったときには漂白剤を使用すると効果があります。
最も手近で、どこの家庭にでもある漂白剤といえばワイドハイターかと思います。
ワイドハイターは酸素系の漂白剤で、汚れだけに反応するため色落ちの心配がほとんどありません。
ですので、色のあるスニーカーにはとても適している漂白剤です。
それでも色落ちが心配な場合は、温水1Lに対して25gほどワイドハイターを溶かして、目立たない部分に5分ほどつけてチェックをすることもできます。
元より真っ白なスニーカーであれば、「酸素系」や「還元系」といったより強力な漂白剤を使うのも良いかもしれません。
スニーカーのゴムの黄ばみは除光液で落ちる?
ワイドハイター等漂白剤はつけおきをしなければいけない点や、洗って乾かさないといけない点から時間がかかってしまいます。
すぐにでも履きたいのに黄ばんでいるという場合、除光液で黄ばみが落ちることもあります。
しかし、除光液に効果が見込めるのは「エナメル素材」の部分で、かつ「本革ではない」ときです。
エナメル素材でなく一般的にキャンバスと呼ばれる布地の部分にはあまり効果は見込めません。
そして最も注意すべきなのは本革のスニーカーです。
本革に除光液を使ってしまうと革が劣化してしまい、元通りに直すことは出来なくなってしまいます。
その他にスニーカーのゴムの素材にもよりますが、ニトリルゴムやバイトンは除光液に含まれるアセトンに弱いので、こちらにも注意が必要です。
それと最も注意したいのは自分の洋服の素材によっては、洋服が溶けてしまうことです。
洋服にアセテートという素材が使われている場合、アセトンの含まれる除光液で溶けてしまうのでご注意ください。
とはいえ除光液で汚れが落ちる場合もあれば、効果がない場合もありますので、少量の除光液を試しても白くならない場合は諦めて漂白剤を使用したほうが良いでしょう。
なにせ除光液は臭いがきつく、体調を悪くしてしまうことがありますので。
まとめ
以上がスニーカーの黄ばみを落とす方法になりますが、予防しておくことで黄ばませないという方法もありますので、新しいスニーカーを買ったときや、黄ばみを落とした後はそちらもご検討ください。
最も簡単な予防としては防水スプレーをかけることでコーティングをする方法で、一週間に一回程度スプレーをかけるだけでかなりの黄ばみの予防出来ます。
キャンバススニーカー等の布地のスニーカーにはベビーパウダーを使うという方法もありますが、こちらは布地のすき間をベビーパウダーで埋めてしまうという少々荒っぽい方法ですので、あまり勧められたものではありません。
長期間履かないスニーカーであれば、ラップで巻いたり、ジプロックに入れたりすることで密封すると効果があり、特に、一緒に乾燥剤を入れておけばより効果があります
黄ばみ予防をしておくことでいつでも思い立った時に履くことが出来るようになりますので、スニーカーが真っ白な時にしっかり予防をしておくのが大切です。
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[…] スニーカーの黄ばみ、ソールやゴムの汚れ落としはワイドハイターがいい?しばらく履いていなかったスニーカーを履こうとしたらソールが黄ばんでいた。 お気に入りのスニーカーや、 […]
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