秋の晴れた日によく乾いた洗濯物を取り込んだら、何やら黒い小さな虫が!
慌てて手で振り落としたら、ツーンとくる嫌な臭いが充満、なんて経験はありませんか?
私は草木の多い家に住んでいた時によくこの黒い虫の襲来に悩まされました。
これはカメムシといって、虫の中のスカンクと言えるかもしれませんよ。
とにかく臭い!洗濯物も台無し!
これをなんとか防ぐ方法を知りたいですよね。
カメムシの特徴と撃退方法をご紹介しましょう。
カメムシは洗濯物に付くっていうけど、夜ならどうなの?
カメムシはカメムシ目に属する昆虫の総称で、たくさんの種類があります。
たいていのカメムシは例の嫌な臭いを出して、敵を撃退したり危険を仲間に知らせたりするのですって。
だから、刺激しなければおとなしいのですね。
夏から秋にかけて大量に卵を産むので、秋ごろカメムシが大発生して洗濯物に付くわけです。
洗濯物でも白いシーツやワイシャツがねらわれますよね。
これはカメムシが暖かい所や、白や薄い色、光、フローラルな臭いが大好きだからです。
直射日光が当たる洗濯物は暖かくて日差しが十分、さらに白くて柔軟剤のいい臭いがすれば、カメムシには絶好の隠れ家なのですよ。
カメムシは寒さに弱いので、冬は物陰などでおとなしくしています。
でも少し暖かくなれば外に出てきて、活動開始です。
特に9月~11月は卵からかえった大量のカメムシが、洗濯物にくっついてしまうのです。
カメムシが光や白い色が好きなら、夜洗濯物を干すのはどうかな?と思いますよね。
実はカメムシは夜行性なのです。
ですから、夜の暗さなんてなんのその!
カメムシが洗濯物に張り付いたり卵を産み付けたりすることだってあるのですね。
ですから、洗濯物を夜干すことでカメムシの被害を無くすことは無理なのです。
カメムシを避けるには、洗濯物を取り込む時間を工夫するべき!?
カメムシは明るい所が大好きです。
ですから、夕方暗くなり始めると洗濯物から離れて、光のある方に移動するみたいですよ。
洗濯物は暗くなってから洗濯物を取り込むようにすると、カメムシだらけの洗濯物を家の中に入れる危険は避けられます。
それでもカメムシらしい黒いものが付いていたら、慌てて手で払い落したりするのはNGですよ。
紙を使ってそっとカメムシをはがすようにして逃がすか、広口瓶を被せて、ひっくり返しビン底にカメムシが落ちたら、そのまま外に出すのがいいようです。
撃退スプレーをかけるのも効果的です。
普段からできることは、周りにカメムシの好きな三つ葉やパセり、ニンジン、明日葉などを植えないこと。
逆にカメムシの嫌いなミントやニームなどを植えるのは効果がありますね。
フローラルな香りの洗剤や柔軟剤は控えめにするのも一つの方法です。
家の内外にカメムシが大量発生した場合は、くん製剤を使って徹底的に駆除するのがいいですね。
窓のサッシやエアコンのホース、換気扇の周りに殺虫剤をスプレーするのも効果があります。
まとめ
カメムシは明るい暖かい所を好み、秋ごろ大発生して、洗濯物に付くことがあります。
刺激するときつい臭いがするので要注意です。
洗濯物を暗くなってから取り込む、付いてしまったら、刺激しないように紙などを使って取り払うのがいいですね。
周りにカメムシの嫌うミントなどを植えておくのもいいでしょう。
どうしても大発生して困るときは殺虫剤の使用も考えましょう。
カメムシを避けて快適な生活をしたいものですね。
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