人間誰しも誰かといれば会話をすることかと思います。
それは他愛ない雑談であったり、相談であったり、質問、愚痴、様々な物です。
しかしその中にはしたくないけれど喧嘩をしてしまう事もあります。
それは結婚をした夫婦であっても同じで、喧嘩をしてしまうというのはどうしても起こりえるです。
言い合いになってしまい、頭に血が上っていくうちに言わなくてもいい事まで言ってしまいその結果離婚すると言われてしまうこともあることでしょう。
簡単に離婚をすると言っても手続きは簡単なものでしょうか？
その疑問について、そして離婚をする場合の慰謝料について調べてみましょう。
夫婦喧嘩で離婚を切り出されてしまったけど、離婚届を出せばすぐに離婚できる？
離婚をするために必要な手続きは最終的には役所に離婚届を提出することです。
多くの場合離婚をする時には当事者同士で話し合いをして役所に離婚届を提出することで離婚ということになります。
もしどちらかが離婚をしたくないという事であれば、離婚調停を経て、離婚裁判という形になるかと思います。
とはいっても役所で確認するのは記入事項に漏れがないかだけです。
だから喧嘩をしたときに勝手に相手が離婚届を作成し、署名、捺印まで全て行い役所に提出したとしても受理されてしまいます。
その場合離婚はその場で完了してしまい、法的に夫婦関係は終わってしまいます。
それに気づいてから離婚がなかったことにしようとすると今度は「協議離婚無効確認調停」という手続きはとらなくてはなりません。
もしそれに相手が受け入れなかった場合や調停に出席をしなかったときは調停は不成立になってしまいます。
そうなると今度は裁判をすることになってしまい、双方が共に自分の主張を通すための証拠を提示しあうことになります。
結果離婚協議がされていなかったと認められたのなら離婚は取り消され、婚姻関係が戻ります。
相手が離婚届を勝手に提出していたことが認められた場合そのことを理由に慰謝料を請求することも可能です。
夫婦喧嘩が原因の離婚は慰謝料はどちらが支払う？
離婚の時に慰謝料を請求することが出来るのは一方に明確な責任があり、離婚をする原因となった場合ですので喧嘩が原因での離婚の場合どちらか一方のみが悪いと言い切ることは出来ませんから、慰謝料の請求をするのも、されることもないでしょう。
しかし、元は喧嘩が原因で夫婦仲が悪くなってしまい、その後浮気をしたという場合は浮気をしている事実があるほうが相手に慰謝料を支払うことになります。
ですので仮に別居という事になってしまったとしても、別の人と関係を持ってしまうと浮気になってしまいますので離婚をしっかり終わらせるまでは誰かと関係を持たないようにしましょう。
それに離婚をしたくないのに誰かと関係を持ってしまえば復縁の芽は完全に断たれてしまいます。
慰謝料ではなく解決金という形で一方がお金を渡すことで離婚をする場合もありますが、この場合お金で同意を得るものなので、同意をしない場合一方的に離婚をされるということはありません。
まとめ
以上が離婚についての情報です。
しかし、なぜ相手に離婚をするとまで言われてしまったのか。
その事について考えることが大切です。
相手に対して言い過ぎたのではないか、相手の事を深く傷つけるようなことをしてしまったのではないか。
一度冷静に考えてみることが大切です。
そうしてしっかり考えた結果自分の落ち度を相手に伝えれば相手も落ち着いてくれるかもしれません。
復縁できたあと、相手に何か言いたいことがある時や、怒りそうになったときは紙に書いて相手に伝えるという方法があります。
紙に書いているときであればわざわざ相手を傷つける言葉を書くこともなくなりますし、何故怒っているのか相手に伝えようと怒っている理由を書いている最中に自分にも落ち度があることに気づけます。
互いに思いやり、相手を尊重しましょうそれが人間関係で大切なことだと思います。。
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