受付といえば、にこやかなスマイルに、はきはきとした声をイメージしますよね。
まさに、企業の花形という印象を受けます。
かなりのスペックを求められそうで、高卒で大丈夫なのか、と心配になります。
けれど、受付に求められることはそう多くはありません。
受付は、いわば会社とお客様を繋ぐパイプのようなものです。
それを考えれば、それほど難しくはありません。
今回は、高卒でも受付嬢になれる方法をお伝えします。
また、受付嬢の基本的な業務内容、求められるスキルもお伝えします。
受付嬢になるには高卒でも可能?
受付嬢といえば、企業を真っ先に思い浮かべる人も多いかもしれません。
ですが、受付嬢がいるのは、企業だけではなくて様々な場所にいます。
病院やスポーツジム、エステサロンなどにも受付嬢はいます。
おおざっぱに言うと、まず初めに「いらっしゃいませ」という人をひっくるめて「受付嬢」というのです。
受付嬢の業務内容は、接客や電話対応、あるいはパソコンでの事務作業となります。
単に、受付カウンターにいるだけの仕事ではないんです。
電話での対応によっては、社内の内線を繋いだり、アポイントメントを整理したりすることもあります。
企業によっては、搬入作業を受け持ったり、イベントや祭事に関しての雑務を任されたりすることもあります。
こう書き連ねてみると、目立つような作業はあまり多くなく、企業で働く人々を支えるという作業が多いです。
見えないところで、たくさん動いているという印象を受けますね。
医療に関係する受付には、特別な資格が必要になりますが、多くの受付業務に関しては未経験や無資格でも就職ができる可能性があります。
企業も、受付業務は新卒を育てるために高卒で新卒採用をしている所もあります。
企業とのマッチングを調べて、積極的に動きましょう。
企業での受付嬢になるには
大きく、3つの方法で企業の採用を見ることができます。
一つ目は、出身の学校に配られる求人票から登録する方法です。
各高校や、大学では就職課が設置されている場合がほとんどです。
ここでのメリットは、教育機関と連動しているため、アポイントメントがとりやすいという点です。
学校としても、実績を上げるために、企業の下調べをしていることもあり、滅多なことが起きない限り、安心して就職できるところを紹介しています。
デメリットとしては、学校の知名度や学歴が現れるという面です。
学力社会というのは、まだまだ健在のようです。
その点では、高卒では難しいかもしれませんが、その分やる気やスペック、向上心をアピールできるようにしておきましょう。
二つ目は、公共の職業安定所(ハローワーク)を活用する方法です。
メリットとしては、公共機関であるために料金がかからないという点、そして同様の業務内容を同時に調べられるという点です。
ハローワークでは多くの求人を一括して取り扱っています。
三つ目は、インターネットで直接応募するという方法です。
インターネットを経由することで、面倒な履歴書の作成が簡単になるというメリットがあります。
どの方法を使っても、基本的なマナーは必要です。
まとめ
受付嬢の受付業務といっても、単に接客をするのではなく、社内環境を整えるということもあるので、その業務は多岐にわたります。
縁の下の力持ち、といった業務内容ですね。
だからこそ、やりがいもあり、受付嬢になりたいと思う方もいます。
高卒であっても、積極的に採用をしている企業も少なくありません。
日々多くの人と接するため、社会人としてのマナーや振る舞いを身に付けやすいというメリットもあるので、受付業務に回すことも考えられます。
受付の求人を見つける方法としては、学校や公共の機関のほか、インターネットも使えます。
現在では、似たような業務の待遇などを比較検討できるようになっていますので、積極的に活用していくとよいでしょう。
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