サラダやお弁当のおかず、はたまたそれそのものをバター等で焼いて食べても美味しいかまぼこ。
割引がされている事もチラホラ見かけ、安くなっているとつい買ってしまう事もあります。
とはいえあまり多く買ってしまうと、使い切れずに賞味期限切れになってしまうことも少なくありません。
賞味期限切れと言っても一日くらいであれば気にせず食べる方も少なくないのではないでしょうか。
しかしかまぼこはかさばらず、小さなもので冷蔵庫の奥に入り込んでいることもあります。
そうなってしまうと一日二日の賞味期限切れて収まらず、一週間や、一月以上賞味期限が切れていることもあります。
それ以外にも少し使って、保存をする事も多い食材ですから、開封してあるものが賞味期限切れになっていることも。
開封してあるものが未開封の物より傷みやすいのは当然の事ですが、いつまでの期間であれば食べることが出来るのでしょうか。
開封してあるかまぼこが賞味期限切れになっていた時、いつまで食べても良い?
かまぼこは料理に少しだけ使い、残ったものは冷蔵庫で保存してあることがよくあります。
保存期間を長くするためには板をついたまま保存するのが良いのですが、それでも時間が経てば必ず傷みます。
かまぼこの賞味期限は15日ほどのものや、7日ほどのものと、少々差がありますが、その理由は包装にあります。
真空包装は劣化しづらく、保存期間が長くなりますが、簡易的な包装であれば賞味期限は短くなります。
では開封してあるものはいつまでなら食べても良いのでしょうか、元々の賞味期限で開封後の食べられる期間に違いはあるのでしょうか。
答えはどちらも開封してしまえば開封してから2日~3日ほどです。
真空包装のものであれば簡易包装のものより期間に余裕があると思ってしまいそうですが、真空が保存に適している理由は外気に触れないからです。
一度開封してしまえば真空包装も簡易包装も変わらず同じ時間で傷むと思ってください。
そして、2日~3日で使い切らなければ傷んでしまう可能性があるので、買ってすぐに開封した場合、賞味期限切れになったいなくても傷んでしまう事もあります。
賞味期限はあくまでも未開封であることが前提だということを、忘れてはいけません。
未開封のまま賞味期限切れになっているかまぼこは食べても良い?
開封したものが賞味期限切れになっていた場合、多くの人は捨てるかと思います。
しかし、未開封のものは捨てるのも勿体ないと感じてしまい、「ギリギリ食べられるのでは?」と考え込んでしまいます。
大切なのは、賞味期限切れになってからどれだけの時間が経っているかです。
賞味期限は美味しく食べることが出来る期限が記載されていますから、賞味期限切れになってもすぐに傷むものではありません。
具体的な数字は製造日からどれだけの日数で賞味期限切れになるのかで分かります。
計算は単純なもので、賞味期限の日数を1.25倍するだけです。
仮にかまぼこの賞味期限が15日であれば18.75日、18日間は安全であるという事です。
ということは、賞味期限切れになってから3日間はまず間違いなく安全に食べることができるでしょう。
とはいっても、異臭がしたり、触ると糸を引くようであれば腐っているでしょうから、無理に食べないようにしましょう。
まとめ
かまぼこが最初に作られた理由は多く取れた魚を少しでも保存期間を長くするためだという説もあります。
また、その逆に保存が目的ではなく魚をより美味しく食べるために作られたという説もあります。
どちらの説もかまぼこは生魚より保存期間が長くなりますし、美味しく食べることが出来るため、間違っているようには思えません。
近代では缶詰や真空パック、冷凍というようにかまぼこよりも魚を長期保存する方法はいくつもありますが、それらの技術が無かった時代から見れば魚をそのまま保存するよりも傷みにくくなるのは確かです。
とはいえ近代で考える長期保存が出来る食品からしてみればかまぼこは少々傷みやすいため、少しでも早めに食べることが大切です。
たとえ安全に食べることが出来ると言っても味が劣化してしまうのは事実なので、なるべく美味しい期間の内に食べたいものです。
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