柴犬は飼いにくい?老犬の夜泣きや安い理由について

柴犬 飼いにくい ペット

日本に住んでいると、日本原産種でもある柴犬は誰かが散歩をしている姿や、インターネット等で頻繁に目にします。

洋犬にはない丸く柔らかな尻尾や、タヌキ顔の愛くるしい表情、キツネ顔のクールな表情。

可愛い点を上げればキリがない、そんな柴犬ですが、飼いにくいとの意見を耳にすることもあります。

そこで、柴犬はどういった事情で飼いにくいのか?

飼いにくいと言われる理由や、老犬の夜泣き、価格が安い理由を解説していきます。




柴犬の老犬は夜泣きをしてしまう?対処法は?

柴犬の老犬が夜泣きをしてしまうというお話を、時々耳にすることがあります。

柴犬に限らず高齢犬は認知症を患ってしまい、夜泣きや無駄吠えといった、近所迷惑に繋がってしまう困った行動をとってしまう場合があります。

とりわけ、日本犬は認知症になりやすいと言われており、柴犬も日本犬であるため認知症になってしまう確率が高い傾向にあるようです。

そして人間でも同じように認知症に対しての完全な対処法というのは未だ見つかっておらず、出来ることは日ごろからの予防です。

その予防も難しいことではありません。少しでもいいので遊んであげることが大切です。

遊びとはいうものの、本格的にドッグトレーナーさんが行うように工夫を凝らした遊びではなく、誰でもしつけの一環でしているような、「お手」「おすわり」「待て」といった少しの行動を毎日10分~20分ほど行うだけでもいいのです。

それと、ご飯を毎日規則正しくあげるのも、実は良いことではありません。時々、お腹が減りすぎない程度に時間を変えてあげるのも認知症予防に繋がります。

散歩もそうです。毎日同じ時間、同じコースを歩くのは愛犬にとっても、飼い主さんにとっても退屈なものです。

コースを変えて、双方にとって楽しく、発見のある散歩にしてあげると良いでしょう。

それでも認知症になってしまい、夜泣きをしてしまう時は、動物病院に受診して、睡眠導入剤を処方してもらうことになるかもしれません。

でも、諦めて愛犬をそっとしておくのではなく、日中一緒に散歩に出かけたり、遊んだりしてあげてください。

犬にとって、飼い主さんに遊んでもらうことはとても幸せなことなのです。




柴犬は何で安いの?その理由は?

柴犬は販売されている価格がおおよそ10万円~20万円、安い時であれば5万円ほどであったりと、同じくらいの体格のコーギーやビーグルに比べて安く販売されることが多い犬種です。

それは、柴犬が他の犬種に比べて劣っているわけではありません。

安い理由は個体数が多いからと言えます。

日本に登録されている犬種の中で柴犬は2019年で7位、それ以前は5位であったりと、人気な犬種ですのでブリーダーも多く、日本全国で飼育されています。

それに加え、柴犬の代表的でもある茶色と白色がはっきり分かれた個体(赤)は繁殖しやすく、需要と供給のバランスが取れているのです。

柴犬と同じような価格帯の犬種もいます。

小型犬ではありますが、こちらもポピュラーな犬種で、マルチーズが同じ価格帯で、だったらマルチーズも飼いにくいと言われているのかというと、むしろその逆で、人懐っこく飼いやすいと言われている犬種です。

小型犬で人懐っこいマルチーズと中型犬で警戒心の強い柴犬を完全に同じように比べることは出来ませんが、価格が犬種の飼いやすさを決めるものではないという事は確かです。

柴犬が唸る?その理由としつけ方
柴犬は日本原産の犬で、洋犬とは違った胸を張った堂々とした立ち方やキリっとした表情が人気の犬種です。 その表情から伺えるように忠誠心が強く、また、ベタベタとひっつくタイプではなく少し距離を置いて飼い主さんの隣に居ることが特徴です。 体重はオス...

まとめ

柴犬は猟犬や番犬として飼育されてきた過去があり、警戒心が強い犬種です。

キツネ顔の柴犬は切れ長の目で、表情が分かりにくいため不愛想にも見えがちです。

柴距離とも呼ばれる独特な距離感を持っていて、飼い主さんにべったりひっつくのではなく、少し距離を持っておくのが好きだということもよく聞きます。

しかし、そんなじれったい性格が好きだという人もいて、そんな独特の距離を好意的に捉える飼い主さんもいます。

しつけは一般的に難しいと言われていますが、それは先ほど述べた性格と、賢い知能を持つからであり、頭が良くないわけではありません。

犬は好きだけど、思い切り撫でまわしたり、抱っこをしてあげたりするのは恥ずかしい。

そんな照れ屋な飼い主さんに向いている犬種なのかもしれません。




コメント

  1. […] 柴犬は飼いにくい?老犬の夜泣きや安い理由について日本に住んでいると、日本原産種でもある柴犬は誰かが散歩をしている姿や、インターネット等で頻繁に目にします。 洋犬にはない […]

タイトルとURLをコピーしました