シングルファザーになる要因は「妻に先立たれてしまった」「離婚をした」等数多くのものがあります。
要因は多くあってもその後「子供を育てる」ということは必ずしなければなりません。
父からすればかけがえのない我が子を育てることに苦労もしますし、投げ出したいと思ってしまう事もあるかもしれません。
こんな時に妻が居ればと嘆く日もあるでしょう。
そして気になるのは自分の事だけでなく、子供の気持ちも気になってしまいます。
母親が必要なのではないかと思ってしまいますし、子供が不幸なのではないかと考えてしまうかもしれません。
シングルファザーの家庭で育った場合、子供の気持ちはどんなものなのか。
悪い特徴はあるのかという疑問を少しでも解消できたらと思います。
シングルファザーの息子はどんな苦悩を抱えるのか
シングルマザーの家庭では小学校の授業等で「お父さんの職業」といった質問に答えられず困ってしまうことがあります。
シングルファザーの方からすれば息子や娘がその質物で困ることはないでしょう。
確かに「お父さんの職業」という質問には答えられるのですが「お母さんの似顔絵を描く」というような授業では困ってしまうかもしれません。
子供が自分の家庭が片親であるのがコンプレックスであれば傷付いてしまうかもしれません。
しかし、機転の利く子供であれば「おばあちゃんの似顔絵」を描いたり「お父さんの似顔絵」を描いたりするかもしれません。
機転を利かしてそういった似顔絵を提出しても、担任の先生に誰の似顔絵なのかと尋ねられて、そのせいで傷つくということも考えられます。
そのため学校に入学したときに、担任の先生にシングルファザーであることを伝えておくといいかもしれません。
父子家庭であることを恥じる人もいるかもしれませんが、一人で子供を育てている立派な人間なのですから、隠す必要はありません。
父子家庭で育った子供の特徴は?悪い共通点はある?
シングルファザーで子供を育てるのは両親が居る家庭と比べどうしても苦労が多くなります。
父子家庭が子供にとって影響を与えて共通する悪い子供の特徴があるというのであれば、再婚を焦ってしまいます。
確かに父子家庭では子供に寂しい思いをさせてしまうかもしれません。
もし子供が息子ではなく娘、異性であれば性別による問題の相談もしにくくなります。
しかし、悪い事ばかりではありません。
母親が居れば子供の世話はほとんど母親が行うという家庭が多いため、どうしても子供の感情は母親に向きがちです。
「自分を大切にしてくれた」といった感情は仕事をしていて家にいる時間が少ない父親よりも、共に過ごす時間の長かった母親に向くものです。
父子家庭の場合その感情は父親に向きますし、一人で子育てをしてくれた父親だと、誇りに思います。
その影響もあって父子家庭で育った子供の特徴には「まじめ」「自立心がある」というような良い特徴も挙げられるのです。
まとめ
父子家庭や母子家庭はそうでない家庭と比べ少数派です。
そのため父子家庭や母子家庭ならではの悩みや問題もあります。
子供にとって悪い環境なのではないかと危惧してしまうかもしれません。
ですが、「元内閣総理大臣」小泉純一郎氏は「タレント」小泉孝太郎氏と「環境大臣」小泉進次郎氏を育てました。
子供が健やかに成長するために必要なのは両親が居る家庭ではなく、大人からの十分な愛情です。
それは母親や父親だけのものではなく、親族や学校の先生など様々な人から受けるものです。
子供のために環境を変えてあげなくてはならないのではと考えているだけでも、子供に対して愛情を注いでいる証拠なのです。
シングルファザーでも子供は健やかに成長してくれますので、唯一の親である自分の健康を気遣って、身体を壊さないようにしてください。
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