自分の子どものときは世話をするだけで精一杯、仕事もあって忙しいし、とても赤ちゃんを可愛がる余裕はありません。
でも孫となると話は別!見ているだけで可愛いし、しつけをする責任もない!
時間もたっぷりある定年後のおじいちゃんやおばあちゃんなら、いつまでも赤ちゃんを抱っこしていたいと思うでしょう。
ところが、自分の孫なのに会いに来ることはないし、連れて行っても可愛がる様子もない。
何だか孫をうるさがっているみたいで、孫も近寄りたがらない、嫌っているようにも見える。
そういう残念な例もありますね。
一体これはどうしたことでしょうか?
孫が苦手なお姑さんの心情を探り、和やかに交流するにはどうしたら良いのかを考えてみました。
孫に嫌われる姑とは?
おじいちゃんやおばあちゃんは孫を可愛がるもの。
と決めつけるのは早まった考え方かもしれませんよ。
私が出産して病院にいたときに、同室の女性のお母さんは毎日見舞いに来ていました。
でも必要な物を届けるとそそくさと帰って行き、赤ちゃんに面会する様子がありません。
「『母は、赤ちゃんは昨日見たからいいの。』と言うのよね。」とその女性は言っていました。
私は誰だって毎日でも孫の顔を見たいと思うものだと考えていたので、このおばあちゃんのすることは理解できませんでした。
しかし、子どもが公園で遊ぶようになると、ママさんたちが、「うちのおばあちゃんは子どもの世話をしたがらない。」
「私のおじいちゃんもそうよ。うるさがっているみたい」なんて言う声が聞こえてきました。
赤ちゃんのお世話が苦手な人もいるのですね。
孫が可愛くないのではないけど、遊ばせ方がわからない、抱き方にも自信がないという人はいるのです。
もちろん子どもは本能的に子ども好きな人の方に行くものです。
子どもを積極的に可愛がらない、あるいは可愛がり方がわからない人のそばにはいきません。
お姑さんがそういう人なら、孫に嫌われることになるのですね。
孫を可愛がらない姑にどう対処すればいいの?
基本的に子どもの相手が苦手な人なら、無理に好きになりなさいというのは無理ですね。
でもたまには、娘の子は可愛がるのに、息子の子は嫌っているように見える例もありますね。
お嫁さんは自分の子どもだけが可愛がられていないと感じると面白くない!
当然ですよね。
元々子どもの苦手な姑さんなら、気にしないのが一番です。
お嫁さんには遠慮して子どもの世話に手を出さないのかもしれません。
娘なら気にしないでもいいから、不器用にでも手を出すのかもしれませんよ。
私の友人はお姑さんが赤ちゃんを抱きたがらないので悩んでいました。
でも少し子どもさんが大きくなって、おじいちゃんと話をするようになったら、よく相手をしてくれるようになったと言っています。
要するに生まれたての赤ちゃんの扱い方がわからなかっただけだったのです。
たまにはパパの田舎に赤ちゃんを連れて行っても、おじいちゃんやおばあちゃんが孫を可愛がらないこともあります。
そういう時は、無理に抱っこしたりあやしたりしてもらうことはありません。
時間がたてば、友好的になることもあるのですから。
またくれぐれもママが「おじいちゃんは厳し過ぎる。」とか、「おばあちゃんは気が利かない。」なんて言わないことですね。
お子さんは敏感に察して、おじいちゃんやおばあちゃんは嫌な人だと思ってしまうのです。
いずれ変わるかもしれないのです。
あくまでもおじいちゃんやおばあちゃんは子どもが苦手な人と考えましょう。
娘の子どもにはお年玉をくれるのに、息子の子どもにはなし、そんな不公平な扱いに心を痛めている人もいるようですね。
でも子どもたちに過干渉の姑もいるのです。
むしろおじいちゃんやおばあちゃんをあてにせず、自由にやりましょうと考えるのが得策ですね。
孫と姑が仲良くできれば最高です。
でもそうでない場合でも、時々は孫の顔を見せて、挨拶ぐらいは欠かさないようにしましょう。
冷静な関係が保てれば将来気まずい思いをすることはないし、子どもたちにとっては良いおじいちゃんやおばあちゃんになれるかもしれないのです。
まとめ
孫は可愛いものというのが一般的です。
でも小さいお子さんは苦手という人もいます。
子どもは本能的に子煩悩の人を見分けるので、お姑さんが嫌われることもあります。
たとえ孫を可愛がらない姑がいても、事情があるのかもしれません。
やたらと嫌ったりしないで、冷静な関係を保ちましょう。
将来また良い関係になれることもあるのです。
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