季節は四月で、新卒の方が就職をしたり、高校生が進学をして大学生になったりすると、飲み会をする機会があります。
そして、飲み会のシメとしてラーメンを食べる人は多く、なぜ多くの人がラーメンを食べたがるのかというと、それはラーメンの成分を身体が欲しているからです。
アルコールを摂取することでアルコールの分解の為に糖分が消費され、その他にもトイレに行く回数が増えて、尿で水分や塩分が排出されます。
そういった栄養を補うためにラーメンであれば炭水化物(糖分)、水分、塩分を摂取することができ、加えてスープの中に含まれる成分の影響でアルコールの分解が早くなるのです。
とはいえそのスープには「やばい」と言われるほどに多くの塩分が含まれています。
そのためラーメンを食べるときにはスープを飲まないという人も少なからずいます。
実際にラーメンの塩分は「やばい」と言われるほどに多いものなのでしょうか?
そして、スープは飲まないほうが良いのでしょうか?
ラーメンの塩分はやばいかもしれない
一般的な成人男性に一日必要な塩分は9g未満、成人女性は7.5g未満と言われています。
高血圧を予防するのであれば血圧が正常な人でも6g未満が理想的であるという意見もあります。
そして、ラーメン一杯に含まれる塩分量はおおよそ6gほどであり、ラーメンを食べてスープも飲み干せば一日に必要な塩分量を摂れてしまうことになります。
醤油ラーメンなどの塩分の多いラーメンであれば10gを超えることもあり、場合によっては一食で二日分の塩分を摂取してしまう可能性もあります。
であればたしかにラーメンの塩分は「やばい」と言えるでしょう。
塩分を控えめにしたいのであればとんこつラーメン等であれば塩分は少ない傾向にあります。
とはいえそれでも塩分は6g以上含まれていることが多くありますのでご注意ください。
そして、ラーメンだけではなく、ウドンもまた塩分が多い事を覚えておくと良いかと思います。
ラーメンの塩分 スープは飲まないほうが良い?
ラーメンの塩分が気になる場合、スープは飲まないほうが良いでしょう。
というのも、実はラーメンの塩分のほとんどはそのスープに含まれています。
ラーメンの麺だけであれば塩分は三分の一ほどですので、2g前後ということになります。
一日三食であれば一食でしっかり三分の一を摂取することになります。
ですのでラーメンの麺だけを食べて、スープは残すというのであれば健康的には特に問題はないと言えます。
とはいえちぢれ麺のような麺であればスープをよく絡めますので、塩分摂取量も増えます。
塩分が気になる場合はストレート麺を食べるのが良いでしょう。
そしてスープは飲まないようにすれば塩分は控えめにすることができます。
まとめ
ラーメン店は日本全国で約3万軒存在していると言われています。
そして、その数字はあくまでも「電話帳にラーメン店として登録されている店舗の数」です。
中華料理屋やファミリーレストランなどラーメンを提供している店舗を数に含めるとそれ以上の店舗が日本に存在していると考えることが出来るのです。
それほどまでに身近な食べ物であるラーメンですが、その塩分は多いもので、注意をしたいものです。
しかし、ラーメンだけに注意をすればいいものではなく、パンにも多くの塩分が含まれています。
塩分を気にして控えている方はラーメンのようにわかりやすい塩分だけでなく、パンのような身近な食品にも気を付けてください。
せっかくラーメンを控えても、その他の部分で塩分を摂ってしまうと我慢した成果が得られません。
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