実の親子でも一緒に暮らすのって大変ですよね。
ましてや嫁と姑が一緒に暮らすと、問題が起こるのは当然ですね。
育った環境や考え方が全く違うからです。
ある有名な元スポーツ選手は、姑さんから、「あの人はたかがスポーツの選手だっただけでしょう。」と言われて離婚を決意したそうです。
彼女にとってはそのスポーツが最も大事な生きがいだったのです。
ここで、気になるのはその時旦那さんはいなかったのかということです。
そこにいたのなら、どうして仲裁をしなかったのでしょうか。
「そんなことはないよ。彼女は本当に頑張ったんだよ。」とでも言えば、離婚を踏みとどまったかもしれないと思えてなりません。
ここで、嫁と姑のトラブル解決の鍵となる夫の立場を探り、離婚にならないためのコツを考えてみました。
嫁と姑の板挟みは辛い!
「嫁と姑のトラブルは、50円以下の問題だ。」と言った人がいます。
要するに本当に些細なことがきっかけになるということですね。
ある家庭では、姑はコップを下向きに食器棚に並べます、でもお嫁さんはコップを上向きに並べます。
二人はいつも「上向きだと埃が入るじゃない。」「下向きは飲み口が直に棚に付くから汚い。」と互いのやり方を変えません。
きれいに洗えばどちらでもいいのでから、50円以下の問題だともいえるのです。
ところが、ちょっと意見の食い違いでもあると、「そもそもコップの並べ方も分っていないでしょ。」なんてことが起こるのです。
どうしてそんなに食い違いがあるのでしょうか。
やはり誰もが自分の考えが一番だと決めつけて、相手の意見を聞かないことが原因ですね。
嫁と姑がいがみ合っているなら、その間に立つ夫は板挟みとなります。
長年母と妻の折り合いが悪くて苦労した人が、「毎日が針の筵のようだった。」と言っていました。
要するに毎日50円以下のような些細な問題があって、二人がいがみ合っていたというのです。
この人は上手に仲裁することができなかったわけですね。
やはり嫁と姑の問題解決のかなめは夫なのです。
嫁と姑の関係悪化なら離婚!?
先のスポーツ選手のように、たった一言でも姑が許せないとなれば、離婚ということもあり得るのです。
そこまで関係が悪化しないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
私の回りにも、嫁と姑の問題がある家庭があります。
なんとか問題を回避して上手くいっているのは、夫が妻の主張を認めて、妻側についている家庭のようです。
ある熟年カップルは、若い時から両親と同居でしたが、夫は常に妻を応援していました。
おばあさんが亡くなり、夫婦とおじいさんの3人暮らしになりました。
おじいさんが肉料理を食べたいと言っても、夫はこう言います。
「今日は奥さんが疲れているから、店屋物で我慢してよ。」
おじいさんはお風呂の蓋を閉め忘れることがよくありますが夫は遠慮なく言います。
「お風呂に入ったら、ちゃんと蓋を閉めておいてよ。」
たまには旅行をして奥さんを休ませなくてはいけないからと、おじいさんを保養施設に預けて旅行にも行きます。
奥さんは夫が自分の意見を代弁してくれるので、とても助かると言っています。
一度問題が起こったら、夫は妻に理解を示して問題解決をするのがカギですね。
夫が妻側に立たないと妻は孤立してしまって、これ以上我慢ができない!となるのです。
たとえ姑の賛成を得られなかったとしても、意見を言えない妻の考えを夫が代弁すれば、
妻も溜飲が下がるわけです。
手をこまねいて夫が何も言わない、あるいは姑の意見を真に受けて妻を責めるようではとうてい家庭の平和は保てません。
まとめ
嫁と姑の問題はよくあることです。
些細な意見の食い違いが離婚問題に発展することもあります。
妻と姑の板挟みになる夫は大変です、でもこれを回避するには夫が上手く仲裁する必要があります。
夫は妻に理解を示し、妻の意見を代弁するのがコツです。
お互い譲り合って平和な家庭を築いていきたいものですね。
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