毎日生活していると、必ずゴミが出ます。
自治体によって、回収方法も異なるので、特に遠方に引っ越した際などでは、調べるので一苦労です。
回収時間も、場所によってまちまちです。
筆者の住む自治体では、エコ活動が活発で、ゴミ袋の種類が4~5種類ほどあります。
一方では、ゴミ袋の種類が2種類しかなかったり、夜中にゴミ出しをしたりする自治体もあるそうです。
海外では、もっと細かく規定されている国もあるようです。
それほど、ゴミに対する意識がちがうのです。
リサイクルが一般的になってきたとはいえ、ゴミは出てしまうもの。
その中でも、厄介なごみの一つが発泡スチロールでしょう。
今回はこの、発泡スチロールの捨て方について、調べてみました。
ゴミを小さくして捨てるメリットとは
ごみを小さくして捨てるのは当たり前になってきています。
中には面倒くさい、と思う人もいるかもしれませんが、このようなメリットがあります。
・ごみの量を減らすことができる
これはもちろんのことです。
その分、多くの物を分別しやすくなり、ゴミの量を減らすことができます。
・ごみ袋のサイズを小さくすることができる
最近、エコ活動の一環としてごみ袋の有料化、もしくは値上げが実施されています。
内閣府の計画によれば2020年代には、コンビニなどでもレジ袋の無料配布を終了すると言われています。
それに伴い、ゴミ袋の料金も値上げされることが予想されます。
ごみ袋のサイズを小さくすることは、その分ゴミ袋代が浮くということです。
エコ活動でもあり、経済的にも優しくなります。
・回収車の負担が減り、ガソリン代などで貢献できる
こちらは、回収業者側の話になります。
回収車の消費するガソリンの量は、載っているごみの量が関係しています。
このため、ゴミを減らすことによって、消費するガソリンの量を減らすことができるのです。
そうすれば、排気ガスの量も減るので、大きな意味でエコ活動ができるのです。
回収車の中には、ゴミを圧縮することのできるものもあるそうですが、まだまだ普及していない自治体もあるようです。
また、ゴミ回収の業者の負担を減らすことができるので、業者側への貢献もすることができます。
発泡スチロールのゴミを小さくする方法三パターン
発泡スチロールの回収方法については、自治体の判断によって分かれています。
捨てる際には、各自治体のホームページなどで確認してください。
余りにも大きい塊だと、業者に引き取ってもらう考えも出るかもしれませんが、ここではごみ袋に入れて自分で捨てる方法を紹介いたします。
・自分の体重をかけて砕く
道具が無くてもできる方法になります。
まず、大きめのごみ袋に濡らした発泡スチロールを入れます。
その後に、ゴミ袋の上から体重をかけて砕くのです。
なぜ濡らすかというと、発泡スチロールがこすれた際、静電気が発生します。
静電気によってごみ袋に張り付き、回収するのが難しくなるためです。
濡らすことによって、摩擦を防ぎ、静電気の発生を抑えるのです。
この方法だと、ごみ袋ひとつで終わるため、手軽です。
また、ゴミ袋の種類を工夫すれば、そのまま捨てることができます。
・電動カッターで切る
発泡スチロール専用のカッターがあります。
これは、工具の専門店をはじめ、手軽なものだと100円ショップなどにも置いています。
発泡スチロールカッターは熱で溶かしながら切ることができます。
このため、切った後の細かいクズが出ません。
扱いが難しいので、慣れるまでは大変かもしれませんが、大変便利な方法です。
・多機能カッターを使って切る
紙や段ボールを切ることができるカッターの中には、発泡スチロールにも対応しているものもあります。
これを使っても、処分することができます。
難点としては、細かいクズが出てしまう事です。
このクズは、静電気を帯びていることが多いので、回収する際はコロコロなどで集めるようにしましょう。
面倒くさいからと、掃除機で集めてしまうと途中でつまってしまったり、ヘッドに絡まって取れなくなったりします。
以上が発泡スチロールを小さくする方法です。
自分に合った方法で、発泡スチロールを小さくしてみてください。
まとめ
ごみに対する意識は、近年ますます高まりを見せています。
レジ袋の有料化が始まり、ごみの分別もより細かくなっていくことでしょう。
ごみを小さくすることで、ゴミ袋の消費を抑えることができます。
また、発泡スチロールの処分の方法にはカッターを使う方法もありました。
ぜひ、自身にあったものを選んでくださいね。
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