トーストを食べるときに塗るものと言えばなんでしょうか?
ジャムやマヨネーズ、ケチャップやオーロラソースと様々な物が挙がるでしょう。
その中でも特に一般的で普及しているのはバターだと思います。
しかしバターは少し価格が高めですから、バターの代わりにマーガリンを使うという人もいます。
バターの使い道はトーストだけでなく、炒め物などの時に油として使うこともあります。
炒め物をする時に使う油と言えば他にもサラダ油やオリーブオイルなどの油が挙げられます。
そこで、今回はバターの代わりにマーガリンを使ったり、オリーブオイルを使ったりすることで生活に対してどのような影響が考えられるのか解説をしたいと思います。
バターの代わりにマーガリンをトーストに塗るのは健康的にはどうなのか
バターは動物性の油脂、牛乳から分離したクリームを固めたもので、マーガリンは植物性の油脂を加工したものです。
動物性と植物性であれば植物性の食品のほうが健康に良いのではないかと思う人も居るかと思います。
しかし通説としまして、マーガリンはトランス脂肪酸多く含まれているから健康に悪い、危険だと言われます。
ですが、トランス脂肪酸というものは人工的に作られた物というわけでもなく、バターにも含まれます。
製品によってはバターよりもトランス脂肪酸を削減した製品もありますので、単にトランス脂肪酸だけを考えるのであればそういった製品使用すると良いでしょう。
その為バターの代わりにマーガリンを使うのは一概に健康に悪いというわけではありません。
そして何より健康の事を気遣うのであればバターの代わりにマーガリンを使わないという努力をするのではなく、日頃から摂る食品に気を遣うほうがより効果的です。
バターの代わりにオリーブオイルを使うのは身体に良い?
身体に良い油といえば多くの人はオリーブオイルを想像するのではないでしょうか。
オリーブオイルは比較的高価で毎回バターの代わりにオリーブオイルを使用するのは金銭面的に負担が大きくなってしまいます。
とはいえオリーブオイルはオレイン酸という身体に良い影響を与える成分が豊富に含まれています。
そのためオリーブオイルを摂取することで動脈硬化のリスクを低くする効果を期待できるとも言われ、その他にも様々な効果があると言われています。
しかし、日本で販売されている安価なオリーブオイルは健康に良いとされる「エキストラバージンオリーブオイル」ではない事が多く、そういった話で聞くような効果を期待できるものではないこともあります。
その為健康になりたいからといってオリーブオイルを飲むことで健康を損なってしまうというケースもあるのです。
どのようなオリーブオイルにしてもそのまま飲むのは脂質を摂取しすぎるリスクがあるのでおすすめは出来ません。
まとめ
以上のようにバターの代わりにマーガリンやオリーブオイルを使用するのは健康的に何ら問題はないでしょう。
とはいえ健康を気にするのであれば日頃から使用する油の量を見直すと良いでしょう。
どのような油でも脂質であることは確かですので、摂り続けることで健康になれるというわけではありません。
だからといってすっぱり脂質を摂取することを止めてしまうとまた違う形で不健康になってしまいます。
大切なのはバランスですので、バターやマーガリン、オリーブオイルもバランス良く摂取すると良いでしょう。
何より、自分が食べたいと思う味を優先するというのも人生を楽しむ上で大切なことです。
健康を損なわないようにある程度配慮をしながら食生活を楽しむことが最も健康に大切なことだと言えます。
コメント