ブロッコリーは独特な食感で食べていて楽しい食品です。
しかし、その食感が苦手だという人も居ます。
食感だけでなく、味もまずいと思う人も少なくありません。
ブロッコリーは見た目が質素で悪く言えばただの葉っぱの茎にしか見えないかもしれません。
そんなブロッコリーですから、食べても栄養なんて無いのではないかと思う事もあるでしょう。
実はブロッコリーはとても栄養が豊富な野菜なのです。
ビタミンCと言うとすぐに頭に浮かぶのはレモンでしょう。
レモン一個で一日のビタミンCを摂れるという言葉に聞き覚えがある人も居るのではないでしょうか。
実は、レモン一個分とざっくり言いましても、果汁だけを絞って食べている場合ですと、ビタミンCは一日に必要な量の二割ほどの20mgなのです。
それにたいしてブロッコリーを100g生で食べる場合、120mg取ることが出来ます。
茹でて栄養が逃げてしまってもまだ50mg以上残っていますので、200g食べれば一日に必要なビタミンCを摂ることが出来ます。
まずいと思うブロッコリーでもとても栄養があると知れば食べてみようと思う方も多いのではないでしょうか。
冷凍ブロッコリーがまずいのは水っぽくなってしまうから
新鮮なブロッコリーを食べずに冷凍ブロッコリーを食べている方は注意しておきたい事があります。
それは、ブロッコリーを解凍するときに水っぽくなってしまうことです。
水っぽくなってしまったブロッコリーはとても美味しいものではありません。
冷凍ブロッコリーがまずいというわけではないのです。
ただ、冷凍ブロッコリーはすでに加熱処理がされているもので、それをまたしっかり茹でてしまうとどうしても水っぽくなってしまうのです。
自然解凍でも問題ありませんし、凍ったまま調理をしてしまっても構いません。
火の通しすぎがブロッコリーを水っぽくしてしまう原因なのです。
つまり、あまり加熱をしなければ美味しく食べることが出来るはずなので、一度お試し下さい。
ブロッコリースプラウトはまずい?ブロッコリーとどう違うのか
ブロッコリースプラウトは知っているでしょうか?
ブロッコリースプラウトとはブロッコリーの新芽のことで、カイワレ大根のような見た目をしています。
味は食感はブロッコリーとは違うもので、ブロッコリーの花の部分独特の食感がまずいと思う方も問題なく食べることが出来るでしょう。
栄養価はブロッコリーと比較するとブロッコリーよりも多い栄養もあります。
「野菜の王様」と言われることもあるブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトは「スーパーフード」と言われることがあります。
そう呼ばれるほどに栄養価が高いものですので、ブロッコリーが苦手で、ブロッコリースプラウトを知らなかった人は一度食べてみてはいかがでしょうか。
カイワレ大根とは違い、苦味のある食品ですので、苦いものだと思って食べてみて下さい。
まとめ
ブロッコリーはとても栄養が豊富な食べ物です。
食べ物は栄養価が全てというわけではありません。
しかし、健康な身体を維持するためにはしっかりとした栄養を摂取することが大切です。
絶対に食べられないと思っているのであれば無理に食べるべきだとは言えません。
一度食べてまずいと思ったからというのであれば、調理方法などに少し工夫をしてみてはどうでしょうか。
苦手意識があっても調理方法によっては美味しく食べることが出来ます。
茹でるだけがブロッコリーの食べ方ではありませんので色々な食べ方を試してみてください。
ブロッコリー独特の食感は一度好きだと感じたら代わりが効かないほどのものですから。
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