断食をすると老ける？肌も顔も綺麗になるって本当！？

人間誰しも綺麗な体になりたいという気持ちがあります。

多くの人にとって、綺麗な体といえば痩せている身体を想像することでしょう。

急な予定が入って一気に痩せたい、だったら何も食べずに過ごせば痩せられるのではないか？

でも、断食をしたら老けたという話も聞いてどうしたらいいのかわからない。

結局、痩せたら顔が老けるとも聞くし、老けてしまっては体が綺麗でも意味がない。

そういった悩みは性別や年齢を問わず、誰だって持つ悩みです。

断食をすると老けてしまうのか。痩せたら老けてしまうのか。

老けずに痩せる方法はないのか。その実態に迫りましょう。

肌のためには断食をするのがいい？老けるという情報もあるけどどっちが正しい？

断食をすれば肌が綺麗になったという人がいます。

逆に、断食をしたら老けてしまったという人もいます。

断食での肌への影響は医学的の意見すらも錯綜しており、確実性のある情報というものが出てきません。

ですから、肌に対してや、美容のための断食から一度離れて考えてみると良いかもしれません。

断食をした場合見込まれるメリット、デメリットの情報を一度集めてみて、それでも尚断食を行うのであればそれも一つの選択かもしれません。

まず、メリットとして言われているのは、「断食をすれば肌が綺麗になる」「断食をすることで胃腸が休まり消化機能が強くなる」等です。

デメリットは先ほどの言葉をそのまま逆にしたようなもので、「断食をすると肌が老ける」「断食をすると内蔵の働きが悪くなる」というものです。

そして一般的に断食をして得た効果は普段通り食事をすると元通りになるとも言われています。

体重だけで考えても「リバウンド」をしてしまう恐れもあり、安易に断食に頼るのは良い選択ではないかもしれません。

断食という過酷な行いは精神的な影響も多大なものですから、食べるのをすっぱり止めてしまうのではなく、一度の食事量を減らすのもいいかもしれません。

痩せると顔が老けるというお話は、悲しいことですが、嘘ではありません。

というのも、そもそも逆に「太っていると若く見える」ことがあります。

顔が太っていると顔の肉で皮膚が伸ばされて、ハリが出るということです。

痩せていればその分皮膚も縮みますので、比較的シワが目立つようになります。

太っていることが綺麗というわけではありませんが、あまりにも痩せすぎているのも綺麗な身体からは遠のいてしまいます。

標準体型であればそうそう老けて見えるものではなく、太っているとそれもまた老けて見える原因にもなりますので、健康的な体系を維持するのが若く見える秘訣かもしれません。

それに、多少顔にシワがあったほうが、年相応に綺麗ということもありますよ。

美容に関することは人それぞれ意見が違いますし、身体にも個人差があって効果がないこともあります。

平均体重より１０キロ軽いほうが綺麗に見えるという人もいれば、１０キロ重いほうが綺麗だという人もいます。

体脂肪率も同じで、標準より少なければ少ないほど良いと思う人や、多少多くても問題ないという人もいます。

「肥満は万病のもと」とも言いますが、痩せすぎというのも「貧血」や「免疫力の低下」、「骨粗しょう症」を招いてしまいます。

「太りすぎ」よりも「痩せすぎ」のほうが死亡リスクが高いというデータもあります。

「美容体重」という言葉もありますが、「美容」というのは「人の好み」であり、全ての人に共通する「美しさ」というものは無いと言っても過言ではありません。

あえて多くの人にとって「綺麗な身体」というもので共通するのは「健康的な身体」です。

無理なダイエットや過剰な栄養食品で健康を損なってしまっては元も子もありません。

自分に合ったダイエットで健康で居られるようにすることが、一番の「美容」ではないでしょうか。