最近では、多種多様のはちみつが増えています。
手軽に手に入るようになってから、多くの種類が売り出されるようになりました。
プレーンのはちみつもあれば、ブドウやレモンなどを混ぜた果汁入りの物もありますし、花のみつ別のはちみつも売り出されています。
はちみつは食べる以外にも、石鹸に入れたり化粧品になったりするなど、最近では美容にも良いとされています。
果汁入りのはちみつは、お湯で溶かして飲むと体が温まり、冬の寒さが厳しい時には特に重宝します。
特に、レモン入りは炭酸水で割ると、簡単なレモネードにすることもでき、程よい甘みと炭酸の味わいがすっきりとします。
夏は炭酸水、冬はお湯割りと一年中楽しむことができます。
ほかにも、コーヒーに入れたり、料理の隠し味に使われるなど、幅広い活躍をしてくれます。
はちみつは栄養が高く、風邪を引いた時やのどが痛いときなどで、食欲がわかない時などに食べた記憶がある人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなはちみつを砂糖の代わりに使えるかどうか調べてみました。
はちみつと砂糖には多くの違いがあり、驚かされました。
はちみつを使ってみたい、と思う人は必見です!
※注意※
以前話題になったのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、はちみつを赤ちゃんに与えると、食中毒になる場合がありますので、与えないようにしてください。
なお、「加熱すれば問題ない」と言う話もありますが、厚生労働省の通達によると、これは誤りですので、1歳を超えるまでは絶対に与えないようにしてください。
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はちみつには砂糖入ってるのか
はちみつと砂糖はどちらも甘味の代表ともいえるものですが、厳密には違うようです。
はちみつの中には、砂糖が含まれていると思われる方もいるかもしれませんし、そうしている商品もありますが、純粋なはちみつには甘みはちゃんとあります。
その理由は「ブドウ糖」と「果糖」と呼ばれる成分によります。
ブドウ糖は受験シーズンになるとよく聞く言葉です。
ブドウ糖はすぐに消化される糖分なので、体にたまりにくいのです。
「果糖」というのは、砂糖よりも甘みが強く、コクが出ます。
ほかにも「麦芽糖」「オリゴ糖」といった腸内にある善玉菌のエネルギーとなる糖分も含まれています。
善玉菌、というのは腸内の消化を整えたり、体の調子を維持する働きを持つ細菌類になります。
ビフィズス菌などが有名ですね。
これらの菌は、ヨーグルトなどで補うことができますが、はちみつなどでエネルギーを補給しない限り、うまく働くことができません。
甘い物は体に悪いと言われますが、はちみつの甘さは体に良いのです。
変わって、砂糖の甘さを作り出しているのは「ショ糖」といわれる成分です。
これは、虫歯菌の大好物となり、虫歯の元となります。
よく言われる、「甘いものを食べると虫歯になる」というのは、これから来ています。
なので「はちみつを食べると虫歯になってしまうのでは」と不安に思う方もいるかもしれませんが、安心して使うことができますね。
パウンドケーキを作る時に砂糖の代わりにはちみつを使いたいとき
パウンドケーキに限らず、そのほかのお菓子や料理に砂糖を使わなければならなくなった時、はちみつを代用することは可能です。
おおよそ、「砂糖大さじ3杯」が「はちみつ大さじ一杯」に相当するそうです。
また、砂糖とはちみつではカロリーがちがい、同量の場合、はちみつの方が25%ほどカロリーが控えめになっています。
このため、ダイエットや健康管理のためにカロリーを気にしている人にとっては、砂糖ではなく、はちみつを使った方がよいといえます。
なので、パウンドケーキ作りで砂糖をはちみつで代用する際は、おおよそ3分の1の量を量って入れるとよいでしょう。
他のレシピでも、このように換算して入れるといいでしょう。
あまり入れ過ぎてしまうと、はちみつの風味が前に出過ぎてしまい、他の素材の良さを消してしまう場合もあるので、入れる際は控えめにするといいでしょう。
まとめ
砂糖の代用品としてのはちみつという言葉はよく聞いていましたが、改めて調べるとはちみつの良さが分かりました。
砂糖のおおよそ3分の1程度の量で、同等以上の力を持つはちみつはこれからも重宝するでしょう。
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