柴犬は日本で馴染み深い犬種で、外出をしている際に散歩をしている場面を見ることも多くあります。
広く普及している犬種なのですが、洋犬と違い神経質で、攻撃的な側面を持っています。
成犬になった柴犬は体重から見れば小型犬に含まれるとはいえ、成人男性でも手に負えない力を持っています。
本気で噛まれれば少しの怪我では済みません。
傷跡が残ることは間違いありませんし、噛まれた場所によっては後遺症が残ってしまう可能性もあります。
愛犬が自分や他人を噛んでしまうことがないようにしっかり噛み癖がつかないようにしつけをすることが大切です。
そして、成犬になってからしつけをすることは困難ですから、出来ることなら4ヶ月未満の子犬の頃からしつけを出来れば最善です。
噛み癖を付けないためにはどういったしつけをするのが適切なのか解説をしたいと思います。
生後4ヶ月までの柴犬が甘噛みをしたらどう対処するべき?
子犬は様々なものを噛みます。
それはタオルや洗濯物、電化製品のコードや人の手など、人間にとって噛んでほしくないものも噛むものです。
噛んでほしくないものを噛んでいるときはしっかりとしつけをする必要があります。
しかし、しつけをする上でしてはいけない叱り方があります。
例えば人の手などに甘噛みをしたときに、叩くのはダメな叱り方なのです。
手で叩かれると「人の手は怖いものだ」と学習をしてしまい、撫でようと伸ばした手に警戒するようになってしまうのです。
そのことに気付かず柴犬に触ってしまうと甘噛みでは済まず血が出るほどの強さで噛まれてしまうかもしれません。
生後4ヶ月未満の子犬でも人の手に傷をつけるには十分な力を持っています。
しつけの為だと言っても安易に叩かないようにしましょう。
プロのドッグトレーナーであれば「体罰」を上手く使う方もいますがそれは犬に対してとても深い知識があるから出来ることなのです。
犬の事をしっかりと理解もせずに叩くのは「体罰」ではなく暴力になってしまう危険性があることを忘れないで下さい。
生後4ヶ月頃の柴犬は歯の生え変わりの為に物を噛みやすい。
人間の子供の歯が生え変わるように犬の歯も生え変わります。
柴犬の場合一般的に生後4ヶ月~5ヶ月頃から始まり7ヶ月~1年程で全ての歯が永久歯に変わります。
その時期は柴犬にとって口の中がむず痒く感じるようで、何かを噛むことが多くなります。
物を噛むことをしかりつけることなく、噛んでもいいおもちゃ等を与えてあげると良いでしょう。
乳歯が抜けずに永久歯が生えてしまう事がありますので、定期的に口の中をチェックしてあげましょう。
歯磨きをしてあげることで、口に触られることに慣らしてあげるのも大切です。
もし乳歯が抜けていないようであれば獣医に相談をして抜歯をしてもらいましょう。
乳歯が抜けていないと歯石が付着しやすくなってしまったり、噛み合わせが悪くなったりして、柴犬にとって悪い影響を与えてしまいます。
たかが乳歯くらいと思わずしっかりと獣医に診せてあげることが大切です。
まとめ
柴犬は日本人にとって馴染み深い犬種ですが、比較的攻撃的な犬種です。
元は番犬や猟犬として飼育をされていた為にそれは仕方がない特徴なのです。
その為人によっては「柴犬は飼いにくい」と思う事もあるほどです。
しかし柴犬は独特の表情を持っている犬種でもあります。
犬を飼うなら柴犬を飼いたいと思っている人も少なくありません。
もし初めて柴犬を飼育して、思うように言う事を聞いてくれなくても根気よく柴犬を観察しましょう。
自分だけではわからないと思う時はドッグトレーナーの方に相談をするのも良いでしょう。
プロの方に話を聞けば解決を出来ることは多々あることですから。
コメント
[…] 柴犬4ヶ月 噛み癖の甘噛みの歯はちょうど生え変わりの時期柴犬は日本で馴染み深い犬種で、外出をしている際に散歩をしている場面を見ることも多くあります。 広く普及している犬種 […]
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