パグの子犬のいびきや吠え癖のしつけ

パグの子犬のいびきや吠え癖のしつけ ペット

短い鼻とシワのある顔、折れ曲がった耳に大きな瞳が特徴のパグ。

ブルドックや、ボストンテリア、特にフレンチブルドッグと間違えられてしまう事の多いパグですが、特徴を把握していればその可愛らしい外見を見分けるのは簡単です。

ブルドックと似ていると聞くと怖い顔をしているように思えますが、パグはつぶらな瞳と折れ曲がった耳の影響で守ってあげたくなるような顔をしています。

短頭種の犬を見比べた時に一番か弱そうな顔をしているのがパグだと思ってもらえれば殆どの場合正解なくらいにパグは愛嬌があります。

そんな可愛いパグなのですが、可愛いイメージとはとても遠い特徴があります。

それは、短頭種の犬全般が持つ特徴の一つで、「いびき」をかくことです。

こちらのツイートのように、可愛い顔をしながら「ブーブー」といびきをかくのです。

病気の可能性がないわけではありませんが、パグのような短頭犬には病気でなくてもいびきをかくことが多々あります。




パグの子犬がいびきをかくのは病気のせい?

初めて子犬を飼った時などに、いびきをかいていれば心配になるかもしれません。

パグ等の短頭種の犬は鼻が短く、軟口蓋が長いためいびきをかきやすいのです。

だから病気とは関係なくいびきをかくことがあります。

しかし、病気とは限らないからといって油断しきってはいけません。

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軟口蓋が長すぎると気道を塞いでしまい、呼吸困難になってしまう病気「軟口蓋過長症」という病気になってしまいます。

そうなりますと、手術をして軟口蓋の一部を切除する必要があります。

他にも「気管虚脱」や「鼻腔狭窄」といった呼吸器系の病気が原因でいびきをかく場合があり、全てパグ等の短頭種の犬はかかりやすいのです。

その為いびきをかきやすい犬種といっても、息苦しそうにしていないか、鼻の穴は正常に開いているかといったポイントをチェックしてあげましょう。




パグはよく吠える?しつけは出来る?

パグは他の犬種と比べて吠えることが少ない犬種と言われます。

特別なしつけをしなくても吠えることなく成長してくれるのです。

しかし、一度吠えるようになってしまうと、クセづいてしまうこともあります。

その後無駄吠えをし続けてしまうかどうかは飼い主さんの対処によります。

吠えた時に特別構ってしまうと「吠えると遊んでもらえる」といったように学習をしてしまいます。

そうなると遊んでほしいと思うと吠えてねだるようになるのです。

吠えている時にすぐにでも落ち着いてほしいと思って身体を撫でたりするのは吠え癖がつく原因にもなりかねません。

吠えた時は正しく叱ることが大切です。

注意しておくべき叱り方を上げますと代表的なもので、「叩く」「名前を呼んで怒る」「閉じ込める」です。

吠えている場合以外でもそのような怒り方は推奨されません。

叩いてしまうと人の手を怖がるようになってしまいます。

撫でてくれる手も、叩いてくる手も同じ手ですので、人間の手から逃げようとします。

可愛いと思って撫でようとしても怖がらせてしまうようになるので気を付けましょう。

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まとめ

パグは飼いやすい性格をしているので飼育上困ることは少ないかと思います。

吠えることも少なく、いびきも近所迷惑になるものではありません。

しかし、愛犬の命に関わる病気にかかりやすいので、注意が必要になります。

短頭種の犬は共通して上記の病気のほかにも熱中症にかかりやすく、夏の暑さには高齢でなくても命に関わってきます。

「パグ脳炎」または「パグ髄膜脳炎」と呼ばれていた病気もあり、初期症状は旋回をし始めることです。

それ以外にもけいれんを起こすこともありますので、それらの症状が見られたときはすぐに獣医の診察を受けましょう。

その他皮膚疾患や、「肥満細胞腫」という「がん」の一種にかかりやすくもあります。

パグを飼育するときはそれらの初期症状や前兆がないかしっかり観察をしてあげてください。




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