ある産院で夜勤の看護師さんが、赤ちゃんに糖水を飲ませようとしました。
ところが、どの赤ちゃんも一口も飲もうとしませんでした。
調べてみたら、何かの手違いで砂糖の代わりに塩が入っていたようです。
もちろんすぐに糖水に切り替えました。
そうするとどの赤ちゃんも喜んで飲みました。
赤ちゃんといえども、ちゃんと味はわかるのですね。
もし赤ちゃんが母乳を飲みたがらないとしたら、母乳の味が美味しくないのかもしれませんよ。
そこで、母乳を美味しくするための工夫を考えてみましょう。
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母乳が美味しい!赤ちゃんも大満足?
あるママはチョコレートが大好きでした。
赤ちゃんのお世話は大変ですよね。
寝不足も続くので、ついつい好物のチョコレートに手が伸び、毎日チョコレートを1箱ぐらい食べてしましました。
そうしたら、どうも赤ちゃんのご機嫌が悪い!
母乳の出が悪い、というよりも母乳がドロドロになった気がしたそうです。
慌ててチョコレートを食べるのをやめてみました。
するとドロドロは解消して、元通りの美味しい母乳が出るようになり、赤ちゃんも大満足!
やっぱり母乳はママの食べたものに相当影響されるのですね。
赤ちゃんだって美味しい母乳が大好きなのです。
美味しい母乳を出すコツは次のようなことです。
難しく考えず、バランスの良い食事を摂るのが一番です。
先のママの失敗例のように脂肪が多すぎると、おっぱいがドロッとなって、乳腺が詰まりやすくなるので要注意です。
きちんと育児をしなくちゃと焦って、あれもしちゃダメ、これも食べてはいけない、と考えすぎるとストレスが溜まります。
ストレスはホルモンに影響して母乳の出を悪くすることがあります。
できる範囲でと考えて、あまり几帳面に考え過ぎないほうがいいですね。
水分を十分に摂ることは大事です。
母乳は一日に600㏄~1000㏄も出ます。
その原料になる水分を摂ることは必要なのです。
お茶、水、スープなど、できれば暖かい飲み物がいいですね。
あるママは赤ちゃんが熱を出した時に、心配のあまり自分の食事も後回しにして看病しました。
すると2日後にフラフラして歩くのが困難になりました。
水分を摂らなかったために脱水症状を起こしていたのです。
くれぐれもそんなことのないように気を付けましょうね。
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母乳が美味しい!食べ物は何がいいの?
赤ちゃんだって美味しい母乳の方がいいに決まっていますよね。
では美味しい母乳を出すのにいい食材をご紹介しましょう。
和食が理想的です。
消化の良いご飯を多めに食べましょう。
魚類、特に白身の魚がいいです。
お肉は豚、牛、鶏でもいいですが、脂身を避けて赤身肉を中心にしたいですね。
豆や豆腐などの植物性たんぱく質も大事です。
乳製品、魚介類を多めにしてカルシウムをたっぷり摂る。
海藻や葉物も鉄分を摂るのに有効です。
味噌やおから、ひじきもマグネシウムが豊富なのでおすすめです。
控えた方がいいもの
ケーキやチョコレートなどの甘い物
ラーメンやカレーライスなどの味の濃い物
炭酸飲料やコーヒー
揚げ物やピザなど脂肪分の多い物
チョコレートの食べ過ぎはやっぱり良くなかったのですね。

まとめ
母乳の味を美味しくするには、和食中心のバランスの良い食事が決め手です。
甘いものや脂肪分の多い物、刺激の強いものは、母乳の味が悪くなるだけでなく、母乳が出にくくなることもあります。
赤ちゃんが喜んで母乳を飲むようなって欲しいから、ママも食事に気を付けてくださいね。
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