自転車を使っていると、どうしても汚れてしまう場面に遭遇する時があります。
洗車や注油をした際に軍手をしていても手が汚れてしまうことや、チェーンが外れたのを直したときについた汚れてしまうこともあり、そういった汚れはオイルのせいもあって中々落ちるものではありません。
メンテナンス中の手の汚れだけでなく自転車に乗っているときに、知らないうちにズボンやスカート等の衣服が汚れてしまうこともあります。
そんな時、無理に汚れを落とそうとして洗いすぎると手や服を痛めてしまいます。
そこでこの記事では、服や手についてしまった汚れを出来るだけ簡単に落とす方法を紹介していきます。
自転車のチェーンオイルがついてしまって汚れた時の対処方法
自転車はバイクや自動車と比較すれば作りは単純で、一般的には車検の必要もありません。
しかし、定期的に自分で整備すれば自転車の寿命も延びますし、出先で急に自転車の動きが悪くなるということも予防出来ます。
それに整備といってもチェーンやハンドル、ペダルといった動きのある部分に注油、掃除をしてあげるだけでも違います。
とはいえチェーンが最も汚れる部分で、どれだけ気を付けていても、軍手をしていても気が付くと指先や手首に汚れがついていることがあります。
ハンドソープや石鹸などで洗っても中々落ちるものではなく、一日中少し手が汚れているという状況も気分が良くありません。
チェーンオイルの汚れのような油汚れを落とすときは、あえて綺麗な油で洗うという方法があります。
よく言われるものでは化粧落としに使われるクレンジングオイルがありますが、化粧をしない人の手元にはないと思います。
多くの家庭にもありそうな身近な物では料理用のサラダ油等が体にも影響がなく使えると思います。
サラダ油等を手に付けて擦ると見る見るうちにサラダ油が黒くなっていき、その後石鹸で洗うとかなり綺麗になります。
仮に料理用の油がないのであれば灯油も油ではあり、使えないことはないと思いますが、かなり臭いがつきますので今度は汚れではなく臭いに悩まされかねなくなります。l
肌に悪影響が出る危険性もありますから、灯油は使わないようにしておきましょう。
自転車のオイル汚れが服についてしまった場合
手についてしまった汚れはサラダ油等で簡単に落とせますが、服についた汚れは手についたものより頑固なことが多く、「サラダ油で簡単に」とは出来ないことがあります。
初めに、注意点としてすぐに水洗いをするのは避けましょう。
水洗いをしてしまうと汚れが浸透してしまい、より一層汚れが頑固になってしまいます。
焦らずに、水でぬらす前に汚れの部分に固形石鹸をこすり付けて、その後水で流せば落ちます
ただし、ウール系の衣料等、水洗い不可の表示がある衣類はドライクリーニングというかなり専門的な方法でしか洗濯ができませんので、無理せずにクリーニング屋さんに依頼をしたほうが良いでしょう。
もし自分で水を使って洗ってしまうと服が縮むこともありますので、ご注意ください。
時間が経ってしまってどうしても落ちない汚れには、ベンジンを使うという選択もあります。
しかしベンジンを使う時はしっかりと換気をして、火気が近くにない事等、注意事項があります。
なので自信がない場合、こちらもまたクリーニング屋さんに頼ることになるかと思います。
【まとめ】
自転車のオイル汚れは頑固になってしまうことが多く、クリーニングをするのにもお金がかかってしまいます。
メンテナンスをする時には汚れてもいい服を着てるようにしたり、自転車は出来るだけチェーンカバーがついているものを選んだりすることで大事な服が汚れることを避けると良いかもしれません。
普段から予防しておけば服が汚れてしまったことでガッカリすることも防げますし、洗う手間もありません。
チェーンが汚れにくいドライタイプやワックスタイプのチェーンオイルもありますので、そちらを検討するのも良いかもしれません。
コメント