大事な試験の前などに、なんだか落ち着かなくて、足ががくがく、ざわざわ動いてしまうことってありますね。
いわゆる貧乏ゆすり!
ちょっとカッコ悪いですが、無意識でやってしまうので、止めようがないみたいですよね。
最近はいわゆるこの「貧乏ゆすり」は、脚の運動になるからいいという人もいますね。
確かにエコノミー症候群を予防するには、意識的に足を動かすのはいいでしょう。
でも無意識にしかも一日中、あるいは寝ながらも足を動かしてしまうのはちょっと問題ではないでしょうか?
ここで、無意識に一日中、また寝ながらでも貧乏ゆすりが出るとした、その原因は何か、予防法は何かをご紹介しましょう。
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一日中貧乏ゆすりするのはどうして?
貧乏ゆすりは無意識に足が動いてしまう状態ですね。
何かに集中したり、不安感が強かったり、ストレスを感じているときに起こりやすいようです。
試験の前に緊張すると貧乏ゆすりをしやすいのは確かですね。
かなりの人がそんな経験があるでしょう。
でも特別な事情がないのに、脚がムズムズして何となく動かさずにはいられない。
時には仕事中でもテレビを見ている時でも関係なく、一日中続く場合もあるようです。
こうなると本人も辛いし、見ている周りの人も落ち着きませんよね。
ある人は同僚に注意されればされるほど、貧乏ゆすりがやめられずに困ったそうです。
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貧乏ゆすりが寝ながらも続くとしたら?
ある人は日中ばかりでなく、寝ながらも貧乏ゆすりが続きました。
奥さんが心配になって、止めさせようとしましたが無理でした。
旦那さんも自分ではどうにも止められないと言うのです。
この人の場合はどうもむずむず脚症候群、別名レストレスレッグス症候群という病気だったようです。
主に脚にむずむず、ピリピリ、かゆみや傷みがあって、脚を動かさずにいられない状態になるのですね。
日中だけでなく、夕方から夜にかけてひどくなり、寝ている間も足が動いてしまいます。
原因ははっきりしませんが、体質的なものとも思われています。
ただ、睡眠が妨げられ程になると困りますね。
対処法は、次のようなものがあります。
アルコールやたばこを控える。
鉄分の補充とバランスの良い食事をする
鉄分が不足するとむずむずが加速することがあります。
鉄分の豊富なレバーやほうれん草、アサリ、イワシなどを積極的に摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。
鉄分の多いサプリメントで症状が改善された例もあります。
週に2~3回、適度な運動をする。
軽いウオーキングをする、寝る前に軽いストレッチをするのは効果的です。
睡眠のリズムを崩さないように規則正しい生活をするのも大切です。
風呂に十分に浸かってリラックスする。
プラモデルを組み立てるような集中してできることに取り組むのもいいですね。
脚のマッサージをする
就寝前に脚のマッサージをして筋肉をほぐすのも効果があるようです。
薬物治療もあります。
症状が強い場合は、神経内科や精神科などで相談しましょう。
レストレスレッグ症候群に効く飲み薬や貼り薬を処方してもらえますよ。
リラックスするには自立訓練法がおすすめ
まとめ
貧乏ゆすりは足の運動になるので良いとも言われます。
でも一日中、また寝ている間も続く貧乏ゆすりは、レストレスレッグ症候群の可能性があります。
レストレスレッグ症候群は日中も夜中もいつも脚がむずむずして動かさずにはいられない状態が続きます。
この症状は鉄分の多い食事をする、たばこやカフェインを控える、適度の運動やマッサージなどで改善することができます。
症状が強い場合は、神経内科や精神科を受診し、飲み薬や張り薬を処方してもらいましょう。
もしかしたら自分もレストレスレッグ症候群?と思ったら、適切に対処して、健康的な毎日を過ごしたいものですね。
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