皆さんは腸内細菌を気にかけていますか?
普段摂る食事を気を付けている人でも案外と腸内細菌のことは忘れがちです。
日頃バランス良く食事をしている方でもタンパク質を摂るために食べるものは肉類という人は多いでしょう。
肉類や魚介類、玉子、乳製品といった食品に含まれている動物性のタンパク質や脂質に食事が偏ってしまうと悪玉菌と呼ばれる腸内細菌が増えてしまいます。
悪玉菌が増えると腸の動きが悪くなってしまい、便秘になりやすくなります。
その結果肌あれ等の肌のトラブルが見られるようになります。
また、悪玉菌は、がんや糖尿病といった様々な病気とも関わりがあります。
腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすためには乳酸菌を摂ると良いもので、乳酸菌を摂るために適している食品は代表的なものではヨーグルトでしょう。
その他にも最近では粉末の乳酸菌もあり、少し変わったものでは鮒ずしにも豊富な乳酸菌が含まれています。
今回は鮒ずしに焦点を当ててヨーグルト等どのような違いがあるのか見てみましょう。
粉末乳酸菌やヨーグルトと鮒ずしでは何が違うのか
そもそも鮒ずしというものがどのようなものか知らない人も居るかと思います。
鮒ずしとは滋賀県の郷土料理で多くの人が思う寿司とは少々違った食べ物です。
鮒ずしは発酵食品で、とても癖のある味をしています。
臭さを数値化すると鮒ずしの臭さは過熱前の「くさや」や納豆よりも臭いのです。
その味はとても人を選び、食べることが出来ない人も少なくありません。
ヨーグルトや粉末乳酸菌との違いはそういった食べやすさでしょう。
とはいえ好きだと思えば代わりの利かない食べ物ですから、乳酸菌の他にもカルシウム等の栄養も豊富ですので一度試してみるのも良いかもしれません。
臭さや味のクセの強さも製造所などでかなり変わりますので、一度だけで食べられないと決めつけるのも少し勿体ないかもしれません。
粉末乳酸菌と鮒ずしではどちらの方がお得なのか
粉末乳酸菌は二か月分で3,000~5,000円ほどとヨーグルトと比べるとかなり高価です。
しかし鮒ずしはそれに勝るとも劣らないほどの値段をしています。
5切れ前後で1,000円を超える商品もあり、食品の中でも高価な部類です。
同じ量の乳酸菌を摂取しようと考えればヨーグルトや粉末乳酸菌を利用するほうがお財布には優しいでしょう。
鮒ずしを食べるのはあくまでも嗜好を目的としたものですから、鮒ずしが苦手であるならば無理に食べる必要はありません。
値段だけを見ればお得なのは粉末乳酸菌と言えます。
鮒ずしを選ぶ理由は味以外ありません。
【まとめ】
腸内の善玉菌を増やすには乳酸菌を摂取するというのは間違いではありません。
しかし、それだけしか方法がないわけでもありません。
そもそも腸内に居る善玉菌に対してエサを与えてあげることで腸内細菌を整えるという方法もあります。
善玉菌に対してのエサというのは「水溶性食物繊維」で、ワカメやひじき等が適しています。
甘い食べ物ですと、バナナも腸に対して良い影響を与えてくれます。
基本的に植物性の食べ物は腸に対して良い影響を与えてくれることが多いものです。
便秘などが気になっているときはヨーグルトなどで一時的に腸内細菌を手助けし、普段の食事に野菜を増やすことで常に腸内の善玉菌を増やしてあげましょう。
粉末乳酸菌といったサプリメントは止めてしまうと一気に体調が悪化してしまう事があります。
日頃からの食事で腸内細菌を整えることが健康になるために一番効果的な方法です。
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